Tiny Minim
  https://yonosk.net/
home amateur radio automobile musical instruments songs & musics computer profile tinyminim
  rig rig   ant ant   log log   card card

 『アマチュア無線技士4級』の資格を中1の時に取得しました。ちゃんと“7M4VZX”ってコ-ルサインもあります♪ 国家試験をパスして取得するのですが、数ある国家資格のうちでも『アマチュア無線技士4級』はもっとも取得しやすいものと言われています。でも、この資格による電波の利用活動は個人の興味の分野に限定されてるけど・・・・。
 以前は半年ほどJARL(日本アマチュア無線連盟)に登録していて、頻繁に(交信証明)カードの交換をしていたのですが、インターネットや携帯電話の普及で最近は全然交信していません・・・・・・。(現在、局免許が切れてます。継続申請をしなかったので現在は免許状無しで、運用が出来ません。トホホ) でも、自分の出した電波が何百キロも離れた人に届いて(しかも直接!)、会話ができるのはけっこう感動です。4級は中学の理科で学ぶ電気の内容程度なので、得意だった人は取得してみるのはいかがでしょう? 500~600円の問題集を前日にやれば受かります(笑) "前日"というのは無謀でも1週間も読んでいれば得意な人は覚えられるでしょう。 “電波”というものをただの「情報伝達手段」とは違う見方ができるかもしれません。
  自分が免許証を取得したころは、自分が使用することを許可されてる無線機でないと使うことができず、無線機を買ったり無線クラブに入らないと電波を合法的に出すことはできなかったのですが、今では「電波法」が改正され他人のコールサインと無線機でもその旨を述べれば使ってもいいことになっています。機械を買わずとも楽しめるホビーとなりました。

 さて、「アマチュア無線なんて何の役に立つん?」って思ってるそこの君! 山登りの時に持っていれば、遭難しても安心。高いところからだと麓の無線局とよく繋がるので、事故を未然に防げた体験談が結構あります。もちろん無理して遭難しなくても、山頂での無線交信を楽しめます(笑) あとは空の散歩:ハンググライダーとかパラグライダー系のスカイスポーツには無線は欠かせません。航空無線なんか必要なくて、アマチュア無線で十分なんです。4級や5級の船舶でもアマ無が使えるかも知れません。 ※注 電波法によりアマチュア業務に限ります。
あと、トラックの運転手でアマチュア無線の免許を持ってる人は、眠気覚ましに無線でお喋りをしていることがあります。(CB無線を使った違法局も多いんだけどね・・・)
 さてと、アマ無の宣伝はもうやめてっと。。(爆)  使ってた機械の紹介をします。


*コールサイン --- 無線局一つ一つに付与される、個別の認識コード。有名なところではNHK(日本放送協会)のJOAKなど。アマチュア無線の場合は"JA1AA"から始まり5文字あるいは6文字の英数字の組み合わせが使われている。

 免許証/免許状 --- 自動車に例えると「運転免許証」と「車検証」の違い。ちなみにアマ無の免許証は終身免許で、更新等は無い。免許状は5年に一度の更新をする必要がある。コールサインは免許状ごとに発行される。
正確には[無線従事者免許証]と[無線局免許状]

 CB無線 --- Citizen Band(シチズンバンド)無線の略で、無免許で使用することのできる無線通信システム。専用の機械を用いチャンネル等を用いて交信を行う。許可されている最大出力は1W。

   rig
 無線の送信機のことをRIG(リグ)と呼びます。無線機の総称と思ってください。自分の持っているのはハンディ機ひとつです。YAESU無線(現:バーテックス・スタンダード)のVX-5という機種を使ってました。
VX-5  免許証を取得してから、「あ~無線機買わな」って思っていろいろカタログとか調べてたんですが、当初はこれと同じような機能の無線機でICOMのやつを購入しようかな?と思ってました。ほとんど決断して最終的な値段調べに店に訪れた時・・・・・なっなんと、値段も同じぐらい、使用できる周波数も一緒、しかし出力や電源周りが断然イイ!っていうこのVX-5を発見☆★ 店員に聞いてみると、最近発売されたばかりで、まだカタログも店に無いとか。。この機種も候補に入れて再考し、結局はこの機種を友達と一緒に買うことになりました。。笑)

 もっちろん改造済み♪ 気圧計測ユニット(オプション)を購入するために店へ行ったとき、店主に「え?改造してないの?やってあげるよ。」って言われて、やってもらいました(笑)
改造っていっても受信機の部分だけで、帯域を広げるだけなんだけど。。作業自体は簡単で電池スペースの下から基盤にアクセスし、チップ抵抗をはずして、とあるボタンを押しながら電源ON! だけです。方法は、“VX-5”“受信機改造”とかで検索すると見つかります。この簡単さからすると、メーカも製造時に意図してるんじゃないか?って思うんだけど、果たしてそうでしょう。(笑) 受信機改造により48MHzから989MHzぐらいまで全て受信できるようになります。エアーバンドとか、隠しアイコン(?)も表示されるようになります。


 現在の後継機種に“VX-7”というのが出ていますが、こちらは広帯域受信機機能があらかじめ備わっています。意図的に制限してたんでしょうね...... :D

   ant
自宅で運用してる時は自作のGP(グランドプレーン)というアンテナを使っていました。
自動車(モービル)用に市販のアンテナも買いましたが・・・・

 自作GPの製作は簡単です。
<用意する物>
 角型Mコネクタ,オスMコネクタ,銅線(コーティングされてるやつがいい)、同軸ケーブル(使用周波数にあわせて適度なもの)、マスト(塩ビパイプが適当)
  1. 使用する周波数の波長λの1/4を計算する。(430MHz帯なら70cm程なので、12,3cm)
  2. 銅線を↑で求めた寸法で1本、2cm程長くしたものを4本、計5本切り取る。
  3. それぞれ一方の端を2,3cm程、紙やすり等こすってコーティングを剥がしておく
  4. Mコネクタのネジ穴(4箇所)に、ラジエーターとして長めの4本を半田付け。
     (コネクタの方もヤスリを掛けておくと半田のノリが良くなります)
  5. コネクタの反対側の飛び出てる部分に残りの一本を指し込み、ラジアルとして半田付け。
  6. ラジエータを水平面から下方向に60°程下げて、アンテナ自体の抵抗値を下げる。
     (アマ無はアンテナΩが50Ωです。ラジエータが水平だと、抵抗値が上がるらしい・・・)
  7. オスのMコネクタと同軸ケーブルを半田付けして、マストに設置する。
  8. 6のアンテナ本体を取り付けて完成!
◆ 無線機への接続部分は自分の機械に合わせたコネクタを付けてください。

自作GP アマ無関係の本に載っていて簡単そうだったので作ってみたのですが、これが結構良く飛びます。
4.5Wの出力でも、直線距離で130㎞程離れた局とRS56で交信できました。

 ちょっと見にくいですが、左のやつがそうです。引っ越してから屋根の上に付け直すのが面倒で、軒下に付けたままです。以前なら130km離れたようなところと交信できたかもしれませんが、これじゃダメですね^^;
 暇を見つけて少なくとも屋根の上に出るように調整したいと思ってます。

   log
 "LOG(ログ)" はアマチュア無線局の交信記録のことです。無線局にはLOGを備えていることが電波法で定められていますが、ここでは7M4VZXの交信記録のうちカード交換が完了したものについて、コールサイン順に並べています。

myQTHの空欄部は「JCC#100120 東京都練馬区」です。
date time
(通信時刻)
callsign
(相手の識別符号)
RS
(信号強度・明瞭度)
QTH
(相手の通信場所)
my QTH
(こちらの通信場所)
JavaScriptを有効にしてご覧ください
7N4... not yet...

   card
 アマチュア無線では、"QSLカード"という「交信証明」を交換します。誰といつ、どんな電波状況で交信できたか、というもので、みなさんそれぞれ凝ったカードを作られてます。

 カード交換はハムをやる人の楽しみのひとつです。JARL(アマチュア無線連盟)という中央集配所みたいなところへまとめて送ると、それぞれに送付してくれます。枚数をためると賞状っぽいの(AWARD?)がもらえたような気がします。確か100枚からだったと思うのですが、自分は残念ながら90枚にあとちょっとでAWARDには及ばず.....。